最低金利は3.0%!低金利のキャッシングはここまで来た

2006年12月に公布され、2010年6月18日に完全施行された改正貸金業法と、上限金利が20%に引き下げられた出資法改正により、所謂「グレーゾーン金利」が消滅した。これにより、消費者金融の金利は大きく引き下げられた。これまでにはない低金利を設定する消費者金融業者が相次ぎ、借り手には有利な状況となった。
                                                                                                             各社の実質金利は多くの場合、3.0%台から18%台であり、改正貸金業法完全施行、出資法改正以前と比較して、かなり低くなった。現在の上限金利(利息制限法の上限金利と同一)は、借入金額(元本)によって異なる。10万円未満の借り入れ金利は20%まで、10万円以上100万円未満の借り入れは18%までが上限金利と規定されている。さらに、100万円以上については、金利15%が上限金利とされている。

一般的には銀行系の方が、消費者金融系の会社より金利は低い。注意しなければならないのは、同時に4社以上の複数社への借り入れ申し込みをしない事だ。さもないと、所謂「多重債務者」と見做されてしまい、審査をパス出来なくなることもある。また、クレジットカード会社は、属性ポイント制度を用いて審査を行う。この場合、返済能力があるように見える人でも、審査をパス出来ない事もある。

PCを開くと、低金利を前面に打ち出したサイトが、次から次へと画面上に出て来て、いかに、各社が顧客獲得に力を注いでいるかが分かる。しかし、低金利とは言え、返済方法もしっかりと頭に叩き込んでおく事も肝要だ。返済方法ではリボルビング返済方式(通称「リボ払い」)が、最も多く利用されている。                                                                                                                  

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