三枚目だったが、「モビット」の審査に簡単にパス

ゲーム関連企業のデザイン部門に勤務。持ち物等に、ちょっとしたこだわりを持つ、一見、洒落たイメージを与える好青年だ。入社時に、銀行に給与振込口座を開設。同時に、キャッシングカードを作る事も担当者から薦められ、たいした抵抗もなく、一枚、カードを作った。暫くはカードの存在など忘れていたが、ある月、給与振込み日まで一週間程という時に、手持ちが不足する事が生じた。田中さんはキャッシングカードの存在を思い出し、少額を借り入れた。

この様な借り入れ状態が、知らず知らずの内に連続するようになり、入社2年目を迎える頃には、気付くと、毎月の借り入れ額が、恒常的に8万円程度になっており、次第に生活費を圧迫するようになってしまっていた。止むを得ず、二枚目のカードを作ったものの、職業柄、交際費等の出費の多い田中さんは、二枚のカードによる借り入れ額でも必要金額が不足する事態に陥り、ついには三枚目のカードを作る事にした。

既に、二社から、述べ金額で100万円程の借り入れがあり、どの業者を選択するか、かなり迷った。銀行系消費者金融からは、もう借り入れは不可能と思っていたが、大手の「モビット」(三菱東京UFJ系)に申し込み、キャッシングカードを作る事にした。過去の借入額が100万円程あったにもかかわらず、返済を滞らせた事はなく、会社員である事などの要因で、審査は簡単にパスし、融資を受ける事が出来た。

田中さんは、「キャッシングで生活費の穴埋めをするのは、もう、金輪際止めようと思う」と、借り入れ過ぎた事を、深く反省している。

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